TIFF ディーン 君がいた瞬間 10/24
今年の東京国際映画祭で最初に観たのはこの映画。
ディーン 君がいた瞬間 監督 アントン・コービン

1955年、アメリカ。マグナム・フォト所属の野心溢れる若手写真家デニス・ストック(ロバート・パティンソン)はもっと世界をアッと言わせる写真を撮らなければと焦っていた。その頃、パーティで無名の新人俳優ジェームズ・ディーン(デイン・デハーン)と出会ったストックは、彼がスターになることを確信。『LIFE』誌に掲載するための密着撮影を持ち掛ける。ディーンを追ってロサンゼルス、ニューヨーク、さらに彼の故郷インディアナまで旅するストック。初めは心が通じ合わなかったものの、次第に互いの才能に刺激されてゆく2人。そして彼らの運命だけでなく、時代をも変える写真が思わぬ形で誕生するが……。(Movie Walkerの作品紹介より)
2次発売の時にやっととれたチケット。場所は六本木ではなくて新宿バルト9。レズビアン&ゲイ映画祭で一度来たことがあります、が、やっぱ迷った
上映前に監督の舞台挨拶がありました。写真家としてロックミュージシャンを撮り続けてきた監督。
ディーン役を固辞していたデイン・デハーンに出演を依頼できたのは共通の友人(メタリカのドラマー)の存在があったからなんだそうです。
この映画ディーンよりもむしろ写真家のデニス・ストックに大いに興味があったみたい。
フォトセッションでは監督自身がパシャパシャと写真を撮られるわけですが、一人のカメラマンさんを見て
「ニコンだね、キャノンの人が多いけど」
と言ってました。カメラが気になる監督さんです。

パーティで出会った売れる前のジェームズ・ディーンのきらめきをいち早く感じて、写真を撮ったデニス・ストック。
その写真がLIFE誌を飾り、ディーンはスターの道を上り詰めデニスは売れっ子の写真家になる。
ディーンに写真をとらせてほしいというデニスのアプローチは、ちょっとしつこくてはじめは避けられてしまいます。
なんとか許可したものの、かみ合わない2人。でもディーンの故郷インディアナへの2週間の滞在が、ふたりを打ち解けさせていく。
そこでは親戚が集まって、昔話に花が咲き、街を歩けば高校の後輩たちにダンスパーティに誘われる。
まだ「地元じゃ有名人」状態ですがこの後、主演作がヒットして大スターになって、そして帰らぬ人となってしまう。
この旅は最後の里帰りになったそうで、ディーンにとって一番幸せな瞬間だったのかもしれません。
デニスは17歳で出来婚、即離婚。7歳になる男の子がいるのですが、たまに息子に会っても何を話せばいいのか、どう接していいのかわからず戸惑っている。
でもこの旅から戻って息子に会ったデニスは、息子にカメラの使い方を教える優しい父の顔になっていました。
デニスにとっても幸せな旅だったに違いありません。

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